ダイエットの停滞期を乗り越えよう!
ダイエットを始めると、体重の減少が停滞する時期が訪れることがあります。
これがダイエットの停滞期といわれるものです。
これに深く関わっているものが、 【ホメオスタシス】という人間の生命維持のために備わった恒常性機能です。
体重が1ヶ月に5%以上落ちると「ホメオスタシス機能」が働きます。
つまり、停滞期が訪れるということです。
これは、常時の健康状態を身体が記憶しており、 何かしらの変化が起きた際に、元の状態へ身体を戻そうとする機能です。
身体は元に戻ろうとする習性があるのです。
この停滞期をどう乗り越えるかがカギです。
例えば、体温が上がったときに汗を出してその熱を発散し体温を正常値に下げたり、 細菌、ウイルスなどの病原体が体内に侵入してきた場合に免疫機能によってそれを排除したり、 怪我で負傷した部位を身体が自ら修復することなどもこの機能によるものです。
急激に体重を減らすほど身体が危機を感じてこの機能が働きやすくなります。
身体が異変を感じるのですね。
この感性は生命活動には必要な感受性であり、必要な機能なのです。
ダイエットの観点からするとこの習性は悩ましいものがありますけどね。
このホメオスタシス機能が働いている段階でダイエットに疲れ、嫌気がさして中止してしまうと、
一気にリバウンドして元の状態に戻ってしまいます。 ダイエット失敗のよくあるパターンですね。
しかし、この停滞期をどうにか耐え、
一定の期間を待てばホメオスタシス機能は解除されます。
そしてまた再び体重の減少が始まります。
よりまして、この段階は辛い時期かもしれませんが、決して諦めずに続けることが大切。
一定期間をすぎると必ずまた順調に体重も減少していくはずです。
気持ちをポジティブにもっていきましょう。
諦めてはダメなのです。
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