変な動きも資料になります。
あぁ、この動きはダメだ~
そう思う動作をしてしまうことは誰でもあります。
しかし、そのダメだと思う動きが思わぬヒントにつながることも・・・
ただ歩く動き、移動する動き、手を上げる動作ひとつだけでも
踊りのスキルがはっきりと現れるものです。
踊りのスキルは何気ない動作にこそはっきりと出てしまいます。
手をただ上げるだけの振りでも、
上手な人は捻り上げたり、肘や手首にスナップを入れたり、
手に空気を含んだような表現をしたり、
指の形を工夫したりと色んな表現方法をしています。
アームワークの手の動作、芸術的なスタイリングなどを研究するときには、
上手くて美しいスタイリングをしている人の動作を目に焼き付けるように観察してみましょう。
鏡で自分の踊りをじっくりと観察し、
もし、しっくりいかない動きをしていたら、
「では、どうすればいいか?」と考えてみることです。
そのためにも、ヘンな動きやカッコ悪い動きは出し惜しみせずに、
とことん動いてやってみるのもいいでしょう。

どうすればカッコ悪くなるのか?
こられの資料を集めれば集めるほど、これがあなたの将来の生きた辞書、財産となります。
Comments