角度で勝負してみる。
メリハリが効いた動きは、観る人に刺激を与えます。
そして刺激を受けた人の心が揺れて、
『美しい/綺麗/かっこいい/麗しい/憧れ/優雅・・・』
となります。
もちろん真逆になることもあります。
動きや向きが残念だと美しくありません。
当たり前のことですが、当事者にとっては最も見逃しやすいところです。
舞踊に限った話ではなく、
日常生活のなかで、姿勢や動きにメリハリが効いていると優雅に美しくみえます。
そして美しいということはそこに希望がつながっていきます。
美は希望なんですね。
男女ともに美しい“はからい”をしていたいですよね。
このメリハリですが、
身体の各関節から生み出される『角度』によって決定されるのです。
指、手のひら、腕、肩、背中、腰、脚、膝、足首、足の指・・・
これらは身体の一部分でありますが、
「それぞれの関節をどう動かすのか?」意識するだけで、動きが変わります。
その角度によって全体的な印象や雰囲気が変わるのです。
『そう言われてみれば…』
納得ですよね。
お稽古の場でも講師の身体のパーツの向きと強さをじっくりと観察できる人は
必ず上達します。
さらにつけたすと、
<観てない人、観察してない、観察できない人>は上達しにくいのです。
観察も感性なのです。
角度と観察。あなどれませんね。
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