筋トレをすると眠くなることがありますよね?
ご安心ください。
それは身体が正常に働いている証拠です。
筋トレの後、眠気がくるのは、肉体メカニズムに組み込まれている生理現象であり、
筋トレの効果をアップさせるためにも重要な役割なのです。
筋トレ後、眠くなる三大要因
①運動による体の疲労
筋肉に負荷をかけて筋繊維に傷をつけるので、当然のように負担がかかっています。
そもそも、身体を動かしているので場合によっては疲労を感じます。
身体が疲れを感じると、その修復のために本能的に眠たくなります。
これは本能なのです。それでいいのです。
実際睡眠時に良く分泌される【成長ホルモン】には筋肉の修復・増加作用があります。
身体がそれらの作用を求めて眠たくなるのです。
②血糖値が下がってしまうため
昼食後に眠気に襲われたことがありますよね。
これには様々な原因があるのですが、
その一つが食事により急上昇した血糖値が、インスリンの働きで急降下しまうことによるものです。
筋トレではグリコーゲンという貯蔵形態を燃料にしています。
※グリコーゲンは動物の体内でエネルギーを一時的に保存しておくための物質。
そのため、筋トレを行うと、糖分が減少し血糖値が下がってしまうのです。
ですが、糖は脳の栄養分でもあります。
脳が栄養不足で疲労を感じると、その回復のため眠気が起こります。
その結果、筋トレをすると眠くなるということです。
脳を回復させるために必要な眠気なのですね。
③体温が(一時的に)低下するから
人は体温が下がるときに眠気が起こります。
トレーニングによって体温が上昇し、トレーニング終了後に一時的に体温が下がるので、
この体温の高低差によって眠気が起こるのです。

よりよい身体機能にバージョンアップするために眠気が出てくるというわけですね。
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